2007年05月24日

おさんの宮 大祭!

5月というのに、暑いですよね。
人一倍、厚さのある、045-082(初代若旦那)としては
もう既に、バテてしまいそうな感じ。

まぁ、基本的には、アロハの似合う(笑)、夏男なんですが・・・。
夏と言えば、『お三さんのお祭り』
しかも、今年は『本祭』!

気合が入ります・・・・・。




と言っても、多くの方が???だと思います。

実は、僕らの街、伊勢佐木・若葉町周辺は埋立地なんですね。
現在の地図で言うと、大岡川と中村川に挟まれた、釣鐘の様なカタチのこの地域は
今風に言うと、1656年埋め立てを開始し、同64年に完成した埋立地なんです。
大阪出身の材木・石材商の吉田勘兵衛が、この入り江に流れ込む、大岡川の土砂を見て
埋め立てを始めたという逸話が残ってます。
「吉田新田」の由来は、当時の将軍、徳川家綱により、その功績をたたえ
苗字をとり、名づけられた、と聞き及んでおります。
(尚、当時、中央に用水路として残された中川は、現在、大通公園になっています。)

それで、その吉田勘兵衛が吉田新田の鎮守として、江戸・赤坂の山王権現を
分祀(勧請)して創建したのが、蒔田公園に程近いところにある
日枝神社です。

地図はこちら


この日枝神社を、僕ら、周辺住人は「お三の宮」と呼んでいます。
この由来には諸説ありますが、1つには、「山王の宮」にちなんで・・・と言う説
もう1つは、新田開発時に人柱になったと言われる、「おさん」にちなんでという説があります。
今から20数年前に、小学校でこの話を聞いたときに、じ~んときたのを、今でも覚えてます。

この「お三さん」の大祭が本祭と陰祭を交互にして、毎年9月の敬老の日に行われています。
そして、今年は本祭!

周辺地域、約50基のお神輿が、この日に、各町内会から伊勢佐木町を練り歩く
壮大なお祭りです!
凄い光景です、皆さん、遊びに来て下さいね。
もし、良ければ一緒に担ぎましょう!(筋肉痛覚悟で・笑)



血なんでしょうね、きっと。
夏が近づくと、子供の頃からワクワクです。
けど、前回は突然かついで、足腰立たなくなったから・・・・
今年は、少し鍛えて準備しなきゃね。

熱い夏になりそうです・・・・もう若くないのに・・・・・(号泣!



これは、日枝神社(お三さん)の大神輿。
あまりに大きくて、担げなく、今は牽引です。
昔は、牛が引いていたそうですよ。  

Posted by 045の082(初代若旦那)  at 17:12Comments(2)