2009年11月15日

小林光政氏、横浜文化賞受賞記念パーティ




先週の水曜日、11月11日、中華街はローズホテルのバンケットルームで開催された
小林紙工代表取締役社長、小林光政氏の「横浜文化賞」受賞記念パーティーに
私、初代若旦那と、テクノ君、そしてシネマ・ジャック&ベティの梶原君の3人で
出席させて頂きました。

小林光政氏は、横浜の下町地区では知らない人がいないのでは・・と思うような
横浜の経済界、文化界、そして都市整備の分野で長年活躍をされた、超有名人です。

御自身のビジネス、小林紙工は横浜に数か所の拠点を持ち、包材関係や事務用品などが
なんでも揃うお店として有名です。

最近では日ノ出町・初黄町の環境浄化運動(黄金町バザール)の仕掛け人であり
また野毛大道芸の初期発起人の1人であり、
さらに東急・東横線の桜木町廃線の際には野毛地区の代表として横浜市と折衝をされたり、
遠くは瀬谷の工業団地や金沢の流通卸センターの開発などに
携わられた、まさに町興し、都市設計の祖のような方です。

私、初代若旦那は、公私にわたり、本当に可愛がって頂いておりまして・・・・
本当にご多忙で、なかなかアポの取れない方なのですが・・・・
お電話すると、すぐにお時間を頂けて、御訪問すると、いつでも2時間、3時間
いろんな事をご教授して頂いております。
(お話は地元の歴史から、時事問題、街づくりから経営者としての心構えまで
多岐にご教授いただいております)

まぁ、僕がいうのもなんですが・・・・・・・・
僕のような下町の悪がきを本当に可愛がって下さり、
僕が「こんな事をしたら、街の人、喜んでくれますかね?」と、ご相談をすると
目を輝かせて、「いいんじゃない、やっちゃいなさいよ」と背中を叩いて下さる
そして、全力でサポートしてくださる、まさに僕にとってはgod fatherのような方です。

きっと、僕はこの方に出会わなかったら・・・・・・
「ヨコハマヲアソボウ」や、この『空港の街』をライティングしてる「ABY」といったような
町おこし・市民団体を興すことは無かったでしょうし、
それがなければ、今の僕のようにはなってなかった、と言えるかもしれません。
本当に僕にとっては、街の大先輩、恩人、そして先生のような方です。

さて、本当に前置きが長くなりましたが・・・・・・・・・
今回、横浜文化賞の受賞者は凄い顔ぶれでして
女優の草笛光子氏、画家の中上清氏などそうそうたるメンバー。
この中に小林さんが加わるなんて、本当に感激です。

昨日もスピーチで、小林氏がお話されてましたが・・・・・・・
「街は生き物」。そして今後の横浜には「インベーダと弥生民族との協調が不可欠だと」。
インベーダというのは、横浜の魅力を感じ、横浜にこられた方。
弥生民族とは、もともと、この街に住みついてビジネスをしいている方、つまり僕ら。
このインベーダと弥生民族がお互いに影響、協力し合うことで、新たな価値を生み
結果として、より活性化された、特色のある街づくりが出来るようになる。

そして大切なのは、その繋がりを単発で終わるのではなく、
その系譜というか、バトンを次世代に繋いで行かなければならない、ということ。

昨日のパーティーに参加をさせて頂いて・・・・・
街っ子である僕らが何をしていかなければならないのか、非常に明確になった気がします。
そして、god fatherのスピーチをより多くの地元の若手に伝え、つないで行きたいと思いました。

大尊敬する小林光政氏のようにはなれないかも知れませんが・・・・・・・・
次世代、次々世代のバトンを繋ぐものとして、出来ることを始めなきゃって思った次第です。
頑張らなきゃ。。

まだまだ本当にお若い78歳。
僕はヨコハマウォーカーを読まれている78歳を他には知りません。
その好奇心、探究心の塊のような小林氏には、本当にこれからも様々なことで
ご教授、ご指導をして頂きたい、と思ってます。

ちなみに、パーティーは少なくとも200人以上のご参加者がおり(推測ですが)
今回のパーティーの発起人もそうそうたる方々で・・・。
いろいろな方々とお話をする事が出来ました。
発起人は17名もおり、衆議院議員の先生から、横浜経済会の重鎮の方々
そしてアーティストや町おこしに携わっている方々など本当に多岐にわたり
小林氏のお人柄、活動の凄さを実感した、素晴らしいパーティでした。


(これまた本当にお世話になっている、横浜市議会議員の松本研先生と、
毎年、春に開催される大岡川桜まつり実行委員会の一之瀬さん、
そして下町悪ガキ3人衆の図)

最後に、記念写真を撮って頂きました。(笑

(写真左手から、僕、小林光政ご夫妻、横浜市立大・鈴木准教授、テクノヤマモト・山本君
 シネマ・ジャック&ベティ・梶原君)



  

Posted by 045の082(初代若旦那)  at 08:25Comments(0)