2009年10月24日

畑の真ん中で町興しや環境を思ふ

えっ~最近、諸般の事情により横浜市内の農家さんにお邪魔している初代です。

中区、特に関外地区で育つと、横浜に農家があるっていう現状を忘れがちですが
実は結構、あったりします。

例えば、小松菜の生産量は確か、日本で1番の筈ですし、
そのほかにも・・・・・
だいこん、かぶ、にんじん、ごぼう、はくさい、キャベツ、ほうれんそう、ねぎ、しゅんぎく
カリフラワー、ブロッコリー、レタス、きゅうり、なす、トマト、とうもろこし、いんげん、えだまめ、
さつまいも、じゃがいも、さといも、たまねぎ、うど、みずな

といった26種類のお野菜が横浜ブランドとして、生産が奨励されています。

いわゆる「地産地消」のお野菜は、生産地からの食卓までの距離が近いため
その栄養分を損なうことなく食べることが出来る、ということと、
それに加えて近年では、運送に伴う2酸化炭素の排出量の問題から、
つまり「エコ」の視点で注目されています。

で、昨日は、都筑区と保土ヶ谷区にある農家さんにお邪魔し、
車のトランクがいっぱいになる量を分けて頂いてきたわけですが・・・・・
本当に驚くべき種類の野菜を生産されています。
昨日だと、上記、小松菜のほかに、ホウレンソウ、かぶ、大根、さつまいも、人参
玉ねぎ、万願寺唐辛子にルッコラ、バジル。


このお野菜たちの殆どは、生産量が少なくて、なかなか市場に流れないため
スーパーや八百屋さんで見かけることは少ないかも知れませんが
本当に味が濃く、おいしいものばかりです。

で、思ったわけです。

地域振興って、本当に単一のエリアや街だけを焦点にして良いものなのか・・・と。
自分たちの街の歴史を知る事と同様に、近隣の街の事もしらなきゃ
本当に地元っ子、濱っ子とは言えないんじゃないか・・・と。

地域振興とか町おこしって、結局は未来の子孫のために、良い環境、街を
残すきっかけづくりだとしたら、今ある環境を知り、それを守ることも、地域振興だったり
町興しなんじゃないのか・・と。

そのために、何が出来るかを考えてみたい。
そして、出来ることから、ちっちゃなことかも知れないけど、始めてみたい。

そんな風に感じた1日となりました。





今日の記事は、「空港の街」にふさわしくない、とおっしゃる方もいるかもしれません。
でも、横浜には繁華街だけでなく、こういった田園風景の街も多く存在してます。
問題なのは、旧市街地も田園地区も、後継者難だったり、生産量・販売量の減少
つまり「衰退」ということでは一定の共通点があるように思えます。

環境であったり、元気のない街であったり・・・・・
違う畑を見れば、また違う視点を学ぶことが出来るような気がします。

一見すると、全く違うような事に見えるかもしれません。
けれども、抱えている問題の根本は一緒のような気がします。

それを解決する方法は・・・・・まったく分かりません。(笑

ただ、今、出来ることは
まずは感じ、学び、そして考えること。
それが今の僕らには必要なんじゃないか・・・と。
そして伊勢佐木・若葉に限らず、もっと多くの地域へ飛び出して行って
貪欲に吸収していかなきゃいけないんじゃないか・・・と。

そんな事を考えて記事とさせて頂きました。
ご了承ください。。  

Posted by 045の082(初代若旦那)  at 14:14Comments(2)